その店のメンチカツと音楽に惚れた。
丁寧で大きくてうんまいメンチカツ
横浜・関内に1〜2週間に1回ペースで、足繁く通っている洋食屋さんがあります。
あっ、こんにちは。横浜を愛するハマっ子コピーライター・中本です。
まずは見ていただきましょう。僕が大好きなメンチカツランチです。
手のひらサイズの大判メンチは衣サクッと揚がっており、
ナイフで切り込みを入れるとジューシーなルーシーが踊り出します。
肉肉しい味のメンチには、優しい味わいのソースがよく合います。
3分の1くらい食べたら、卓上にあるS&Bのスパイスソースウスターをかけて
味濃いめにアレンジしていただくのがお気に入りの食べ方です。
そして、ご飯・味噌汁・ちょこっとマカサラ&パスタという組み合わせも最高。
特にこのなんてことないパスタがお皿に乗っているか乗ってないかでは大違い、
僕はない場合、横浜の洋食とは認めません笑
とにかく美味しくて、ボリューミーで、価格も良心的。
この3拍子をみんな知っているからか、ランチタイムはほぼ満席の人気店です。
12時台におじゃまするとお店に入れないなんてこともあります。
だから、僕はここ最近決まって11時きっかりに行くようにしています。
すると気づいた、この店のもう1つの良さ。
この時間帯であれば、通りにランチに出ている人は少なく、
お店の中にも僕以外にお客さんが1人〜2人といったところ。
お店に入ると、ほぼ迷わずにメンチカツをオーダー。
注文が入ると、メンチをパンパンと成型する音が聞こえてきます。
この音に気づけたのも、お客さんが少なく、まだ静かな店内だからこそ。
本当に1つ1つのメニューを注文が来てから丁寧に作られているお店です。
メンチカツが届くまで、15分〜20分かかることもザラにあるんですが、
その時間もまた愛おしいのです。文庫本を読んでいると、
これまでは気づかなかったとても心地よい音楽が流れていることに気づきました。
僕は普段音楽は全然聞かず、特に興味もなかったのですが、
優しく美しいメロディラインに心奪われ、気づけば小刻みに首を振っていました笑
どうしても気になってしまい、メンチカツが届くと同時に、
店員さんに聞いてみました。
「誰の曲ですか?」
「くるりです」と店員さん。「あー、そうかー。」と僕。
とりあえず会話はそれだけ、変な奴だと思われたかもしれません。
音楽に疎い僕でも「くるり」の存在は知っていました。
なんか美味しいだけじゃない新たな発見があったなぁと思いました。
これを書きながら、ユーチューブミュージックで今もくるりを聞いています。
どの曲も好きです、とにかく優しい音ですよね。
次行った時も聞いてみました。「誰の曲ですか?」
またいつものようにメンチカツを注文すると、
「くるり」とは異なる英語の歌が流れてきました。
でも共通してメロディラインは優しく軽快で、
そしてどこか天才性を感じさせてくれ、
さらにどことなく「くるり」っぽい感じもします。
気になり、メンチカツが届くと同時に聞いてみました。「誰の曲ですか?」
「アンディ・シャウフです。カナダのミュージシャンです。」との回答。
さらに「音楽聴いてくださって、ありがとうございます。」という言葉も加わって。
どうやらお店の選曲は、店員さん自ら担当しているようなのです。
ちなみに、アンディー・シャウフにもハマりました笑
メンチカツと音楽を楽しむために、これからも通い続けます。
先日も行ってきました。
そしてメンチカツが届くと同時に聞きました「これもアンディー・シャウフですか?」と僕。
「違います、ダックテイルズです。私はこっちの方が好きです。」と店員さん。
家に帰って改めて聴いてみると、僕もこっちの方が好きかもと思いました。
というか、店員さんの選曲がとことんハマりすぎて大好きになっています笑
くるりは日本語のため、聴いているとどうして歌詞が気になってしまうのですが、
アンディー・シャウフやダックテイルズは作業用のBGMとして時々使うようになりました。
メンチカツの美味しさだけでなく、音楽の素晴らしさや楽しさも僕に教えてくれたお店です。
本当にこれからも通い続けたい、その店の名は「レストラン喫茶ぷらむ」と言います。
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