ニュウマン横浜「未知なる、me。」
未知なる、me。
あなたの中には、何人のあなたがいるでしょう。
何色のあなたがいるでしょう。
まだ出会えていないあなただって、きっといるかもしれない。
眠っていた好き、知らなかった気づき、新しい愉しみ。
人生は「いつもの日」と「いつもとは違う日」で出来ている。
けれど「特別」って遠くにあるばかりあるものではないのかもしれません。
掲げるテーマは、「未知なる、me。」
日々の中に、刺激を散りばめる。発見を大切にしていく。
変わらないことも、変われることも、しあわせに思う。
「じぶん」と「自由」をもっと楽しむ大人へ。
港はいつも風に吹かれ、未来へ開かれています。
あっ、こんにちは!横浜在住のフリーランスコピーライター中本です。
今回は、いきなり気になった広告コピーの写経(タイピングですが…)
からスタートしてみました。
ルミネが手掛ける新商業施設ニュウマン。
新宿の1号店に続く2号店が(コロナの影響で当初の予定より遅れていましたが)、
いよいよ6月24日(水)、横浜にオープンします。
この広告コピー、書いてあること=内容に全く新しさはないと思います。
百貨店の広告コピーって、だいたい伝えるメッセージは、
「新しい自分やモノコトに出会うor出会える場所」的なこと一辺倒ですからね。
ただ、表現=how to sayには、新しさがあるな〜と感じました。
特にキャッチのmeとか、
人生は「いつもの日」と「いつもとは違う日」で出来ている。のあたりとか。
適当に書いたら「なんでもない日」とかって、
ありふれた表現をついつい使っちゃいそうですよね。
同時期の6月17日(水)にオープンしたアトレ竹芝は、
わからないって、好奇心。
というキャッチコピーのみ。こちらも表現=how to say勝負のコピーだと感じました。
百貨店の広告コピーは、商品やサービスの広告のように機能的価値を謳うよりも
情緒的価値を謳うもの&SNSでの拡散・共感を狙った詩的なコピーが圧倒的に多いです。
尾形真理子さんのルミネの広告コピーとか、
earth music&ecology「あした、なに着て生きていく?」
なんかはその代表格かなと思います。
ただ、表現=how to sayの中にも、やはり新しさがなければ、
人は広告に、キャッチコピーに、振り向くことはきっとないでしょう。
コピー制作の基本は「What to say」と「How to say」のプロセスを
交互に繰り返し考え、言葉を紡ぎ出していくことと言われています。
訴求内容と表現の双方に、新たな発見や価値が見出せるものでなければならない。
そんなことを常に念頭に置きながら、これからもいろいろなコピーや文章に出会い、
自身のコピーライティング力もアップデートしていきたいと思ったのでした。
そう、「未知なる、me。」に出会うために。(お後がHere we go!)
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